詩人:どるとる
降るように 刺さるように 落ちてくる陽射し手を伸ばせば いくらでもつかめそうな太陽なのにあなたはいつも遠くにあって指先さえ触れさせちゃくれない拙い言葉をつなげていつの間にか 出来上がった下手くそな メロディと詩に乗せて 空を飛ぶための羽にするつま先から 踏み出すこの力強い一歩はいつの日かあまねく世界を制覇するだろうこの手にありったけの光を集めれば翼になるほら できないことなんかきっと何ひとつないんだ。