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詩人:IKUMI
やっと恋愛できたと思えた。
でも…
この身体が邪魔をする。
私にはきっと恋愛なんてできない。
お見舞い内緒で庭に来てくれて、
ギターで私の好きな曲を弾いてくれて
歌って?って言ってくれて…
子供堕ろした事も
確かに殺したかもしれない。
けど、全部自分が悪い訳じゃないよ。
巻き込まれただけだと思いなよ。
そう新しい考えをくれた人だった。
けど…
子供好きな彼とは一緒にいては
いけないんだ。
私は産めないから。
産めても可愛がれるかわからないから。
私には彼を愛する自信も勇気も余裕も
きっとないんだよ…
孤独なあなたを孤独な私が
愛してはいけない。
あなたをこれ以上…
孤独な思いをさせてはいけない。
私なんかより、
歩み寄ってくれる人を探して
幸せになって下さい。
普通で身体が健康な女の子と
幸せになって下さい。
私にはできないから…