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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 「蝋美人」への投 票 〜

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[98461] 蝋美人

詩人:甘味亭 真朱麻呂


夕暮れ時の空はまるで夢の中の世界のようで
少しだけきれいだった
胸の奥には誰にもいえない悲しみを詰め込んで
気がつけば私のこの心は蝋を流し込んだように
冷たく固まってしまった

夕焼け空の向こうに沈む夕陽を
ずっとずっと眺めていたい
このまま何もかも忘れてしまいたいけど
悲しみの深さは尋常じゃない程
深くそしてもしかしたら
永遠に癒えない傷跡にもなりかねない

それでも私は歩いていくの
生きていることがせめてもの希望だと信じて…。

2007/03/18 (Sun)
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