詩人:どるとる
揺れる 振り子に逆らえず 落ちる 彼方空は 終わりなんかないようで 手のひらくらいの小さな世界赤い花 咲いて 目頭を熱く 燃やす日に僕は 言葉をなくしてた 水彩の街を駆け抜けて季節は 窓の外を漂いながら語り部のない 物語は続く明後日の向こう側へ。