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詩人:甘味亭 真朱麻呂
胸を刺すような冷たい雨に濡れながら
悲しい思いを無理矢理に流して 胸に隠して…た思いはどこなの?言わないの?まだ今は…どうなのかい?
君は今何を想うの
雨粒を弾く傘からちらりとのぞいた横顔は悲しみの度合いを感じさせる
僕には君の傷みを代わってあげることはできないけど
話だけなら聞いてあげられる
少し頼りない僕だけど
話してごらん
風に吹かれて
二人はお互いの大切さに気づいていく
なにが愛でなにが恋なのか
こんなに自分をわかってくれる人を探してた
雨に濡れた君はとても
悲しそうだったけど
色っぽかった
君の眼鏡に映る僕は間違えないで
君を愛せてますか
少しキョドりながら聞きます
答える代わりに抱きしめ返した君でした。