詩人:orangest
あの日踏み出した一歩が
世界を変えていたとしたら
もしそこで止まっていたらどんな世界が
今ここに広がっていたんだろう
あの日踏み出したアイツが
世界を変えていたとしたら
もし僕と同じ道を選んでいたのなら
今何が起こっていたんだろう
自分より幸せなアイツの姿を見て
妬ましく感じたそんな僕自身を
嫌いになった夜もあった
戻る場所も帰る場所ももうない
ただ前を向いてって進んでいくしかない
過ぎ去った時間を幾ら悔やんでも
過去も現在も未来も美しくは出来ない
何が正しいか知ったら
堕落と後悔だらけだろう
もし僕が違う道を歩んでいたのなら
また違う壁と出会ったんだろう
いつまでも幸せな時間が続いていく
訳なんてないけどそういつでもこんな
毎日は崩れていくんだから
信じ願うも祈り誓うこと出来ず
この身体傷つけてって生きていくしかない
一体いつになれば解放されて
傷が癒える時代が来るかなんて知らない
そこがもし絶望の淵でも歩いていく
覚悟なんかとうに出来てる
なんて嘘いつまで罷り通る