詩人:弘哉
まるで心を覆うように
かぶさるのは行動
「真意」はいつだって「見た目」に隠される
どんな風景を心に描こうが
伝わるのは言葉と行動それだけで
人間の行動はすべて「見せかけ」で
本当の思いなんて誰にもわからないのかもしれない
見かけにだまされる自分も
結局は見せかけの行動で思いを隠す
一瞬の表情に垣間見える本音を
どれだけの人間が気付けるというのだろうか
人間の行動はすべて「見せかけ」で
本当の思いなんて誰にも届かないのかもしれない
そんな事実で逃げ道を作っては
夢物語のような理解者を求める
リアリストには 未だなれない