詩人:SHUN
辛い過去も切ない過去も すべて消し去りたい あの『運命(ひと)』を失ってしまった僕は 人を愛することを忘れてしまった 信用していたのは君だけなんだ 他の誰でもない 君だけを信じていた 君と過ごした日々 君と笑い合った時 僕は幸せだった 君だけしか見ていなかった 君を失ってしまった僕は 人を信じることができなくなっていた いつもの笑顔泣き顔が 今も瞳の裏に残っている 消せる人なら消したい 忘れられる人なら忘れたい 君を愛してしまった僕に残っているのは 『後悔』の一言だけで 他には何も残っていない あの日君と言う運命(ひと)を失ってから 誰一人として信じることができなくなった 『君さえ居れば…』と 君を思い出す度 涙が溢れ出る 会えなくなってから3年目の昼下がり 空を見上げれば 君を思い出してしまう 消せる人なら消したい 忘れられる人なら忘れたい 僕が唯一信頼を置いていた 僕が恋し愛した 『運命』の人…