詩人:アイカ
言葉を並べる行為
私にとって
それには理由なんて
ありません。
言葉を並べる事
私の“それ”は
体の内側にできた
痛い水ぶくれを
一つ一つ
潰してゆく行為
または
自己ボウトク
または
快感追求
そんな行為なのです。
何を伝えたいとか、
当選したいだとか、
政権が欲しいだとか
辛かったのね?
苦しかったのね?
そう言って
もらいたいだとか
ではないのです。
自己満足の世界。
自己記録の世界。
最高にして最悪の
冗談。
自分の経験した事しか
書けません。
自分で思った事しか
書けません。
そんな私の言葉。
2003/11/23 (Sun)