詩人:どるとる
銭湯帰りのほてった体で僕は ゆらゆら 湯気の中を行ったり来たりするイメージだアパートは海の中 海月の星が輝くああ 夜の怪物が 徘徊する街角に赤い炎が 灯って 白いため息が悩ましく 煙るだけ。