詩人:どるとる
行き止まりの道 冬の寒さのせいでいつまでも離れない手を離したとき僕らは大切なものまで落としてしまった小雪混じりの 朝にはかじかむ手をあたためてほしいと願う愛してるって 大好きだって 手を握って さよならのかわりに抱きしめて そしてひとつになって夜でも朝でも そんなふうに笑って変わらない 愛をくださいな。