詩人:どるとる
どしゃ降りのあとの街がやたら冷えている出会う人もなく ただ家路を 歩くレールを外れることが恐いんだ昨日までの当たり前な世界が変わってしまう気がして泡のようになって 水のようになって透明な 気持ちに包まれる踏み出した一歩は頼りないけどその一歩で どこまでも行ける。