|
詩人:さみだれ
机の角に積んでる
私たちが苦しまないように
有限だから心配ない、と
あなたは言っていた
世界の美しさは引き出しの奥?
それが嫌でよく泣いていた
有限なのに… 有限なのに!!
あなたはさみしそうな顔をした
何を見ているんですか?
この心を解き明かしてよ!と
私に期待しているんですか?
なぜ悪いことや惨たらしいことが
私たちの目に見えるところにあるのか
なぜ幸せや良いことが
目に見えないようになったのか
有限なら
いつか無くなるなら
いつか無くなるから!
それがさみしいと思えるものを
見ていたいと思う