詩人:どるとる
夕暮れの空にとけてる 誰かの笑い声宛もなく 行こうこのまま風に乗って終電に 間に合った ホッとして席に座る白いため息が 浮かんでは消えるホーム夜の街並みが 七色に光る 月も負けじと 星と競ってるまばゆいばかりの 光に 目が眩んだ駅の改札ぬけたら 深海みたいな真夜中軽やかなステップで飛び越える水たまり夜空の果てから シューティングスター放たれた 一撃が 化粧っ気のない夜を飾るほらね おめかしすれば ビューティフル素敵な夜ね。