詩人:どるとる
面倒くさいことは片付いて
いくらか 毎日に平穏が戻ってきた
僕は電車に乗って今日も帰るよ
窓の外に映る 景色が 七色に光る
光と影のストライプ しましま模様
小刻みに 脈打つ リズムと重なって
美しい歌になる 君に聞かせたいよ
東京の街の夜は 以外にも星がきれいで
ここからでも 見える夜が魅せる魔法
ウィンターソング 聴きながら
待ち合わせる 夜には 胸のドキドキが
はみ出しそうで 高鳴る鼓動はテノール
ふらふらっと 押し寄せる人波を
かき分けてゆく 土曜日の僕ら
ボブディランを聴きながら
歩けば つないだ手から伝わる温もりが
僕の心をわしづかみするから
わがままも 苦にならないよ
それほど 迷惑でもないんだ 不思議さ
東京の街の夜は プラネタリウムも真っ青
種も仕掛けもない夜のマジック
君のジョークが さえている
トクベツな 夜には 胸のドキドキが
はみ出しそうで キスの数秒が長すぎる
ドキドキも ここまで来たら
もう魔法ね なんてちょっと大袈裟だわ
君は いつもみたいに笑った
天使みたいに見えたら
ありふれた世界が キラキラと輝き出した
僕ら今奇跡の すぐそばを歩いてる
東京の街の夜は 以外にも星がきれいで
ここからでも 見える夜が魅せる魔法
ウィンターソング 聴きながら
待ち合わせる 夜には 胸のドキドキが
はみ出しそうで 高鳴る鼓動はテノール。