詩人：あいく

新年早々に
献血いってきた
献血はよく行くが
良い事をしている
なんて事ではなく
普段は接触できない
ナースのおねえちゃんと
戯れたいがためだ
がしかし
ちょっかいかけても
大概は軽くたしなめられる
ナースのおねえちゃんと
ながく遊んでたいけど
400ccはあっと言う間に
流れ出ちゃう、３分ぐらい
早すぎ、自らの体質を呪う
終わってジュースもらう
200ccのポカリ
400出して200の戻り
割りが合わんと２本目ねだっても
断られた、けちんぼ
歯ブラシと
変な携帯ストラップだけ
もらってうちに帰る
僕の血はどこへ行くのかな
これでまた血を分けた
見も知らぬ義兄弟が増える
出来たら可愛いお姉ちゃんに
使って欲しいな、、、
などと不純意思献血を繰り返す、、、