詩人:ゆなぎ
曖昧な感情持て余してひとり ぽつり 呟く最大限の負の塊声枯らすほど 叫ぶ『 』灰になって消えたらきっと 誰も 気付かない行き場のない思いきっと 誰も 気付かない夜にまぎれて泣いた雫を月が照らしたキラリ、ぽたり。見ないで 苦しい雨にまぎれて泣いた雫が雨と混ざるひたり、ひとり。見つけて 悲しい消えた残響ふわり、ぽつり気付かぬままひたり、ひとり見ないで、汚い。見つけて、寂しい。