詩人:弘哉
贋物のぬくもりでも頼りたい逃げ場のなくなったこの状況で誰にも愛されないこの性格を贋物でもいいからただ包んでほしかったんだひたすらに孤独を嫌った一人が怖かった追いすがってでも傍にいたいそんな思いが俺のすべてだった嫌われることしか知らないこの体嘲りしか知らないこの心に一筋の光を一欠片のぬくもりを贋物のぬくもりでも頼りたいシルク100%なんて望んでいないからただ擬絹糸を優しく包んでくれるぬくもりをどうか