詩人:放射能]
空が飛べたらいい
自由に君と逢えるから
雲に座って
何を
話したらいいだろう
ぼくと君を邪魔する
なんて不可能だぜ
空を飛べるのは
ふたりだけなんだ
ぼくらは空を踊って
別の世界へと
消えていくのさ
まるで
死んじゃったみたいに
空はぼくらを歓迎して
あたたかく
つつんでくれて
笑って握手したんだ
ぼくらは空を踊って
他の場所へと
消えていくのさ
まるで
イカロスみたいに
ぼくと君を邪魔する
なんて不可能だぜ
ぼくと飛べるのは
君だけなんだ
ぼくと君を邪魔する
なんて不可能だぜ
君と飛べるのは
ぼくだけなんだ
ぼくと君を邪魔する
なんて不可能だぜ
空を飛べるのは
ぼくらだけなんだ