詩人:綾
優焼け空に
交わる白い跡
あの飛行機は
どこへ行くのですか
あの鳥は
どこへ帰るのですか
同じ空の下で
それぞれ生きてきた
似てるところもあれば
違うところも沢山で
そんな二人が
巡り会ったことを
奇跡と呼んでも
恥ずかしくはない
ひとりで泣いた日さえ
温められてしまう
あなたが見つめる先に
私もいたなら幸せです
この胸の鼓動が
さよならを告げるまで
共に歩んでいくことを
許していてください
その道が私という
人生の軌跡になる
笑ってください
一秒でも長く
2009/05/03 (Sun)