詩人:ワタナー
「息子!おこづかいをやろう」
「ありがとうパパ!」
「百円だ。大切に使いなさい」
「あ?百円?ギャグ?」
「ギャグではない。おこづかいだ」
「おいおい親父ぃ、ついにボケちまったのかぁ?今時百円じゃ、100均行っても買い物できねぇよ」
「たわけ!貴様、父親に口答えする気か!」
「うぜぇ」
「なんだと!今ウザいと言ったな?もう貴様など息子ではない!今夜は焼肉屋に連れて行こうとおもっとったのに!」
「パパ!ひどいや!僕も焼肉食べたいよ」
「はっはっはっ、息子よ、冗談だよ。パパが息子を焼肉屋に連れて行かない訳ないじゃないか!」
「わーい!パパ大好き!」
「でも肉ばかり食わないで野菜も食べるんだぞ」
「あ?俺はなぁ親父。焼肉屋に行って野菜を食う奴の神経が分からんのよ。なんでそこで野菜を焼くんだ!焼肉屋で!場所取るし時間かかるし最悪だ。なにが栄養だ。なにが肉に飽きただ!家に帰ってから食えよ!」
「たわけ!この表六玉がぁ!貴様みたいなガキが肉を食えると思ったのか?片腹痛いわぁ!」
「親父、てめぇのパソコンに〇〇〇や〇〇〇の動画が入ってんのバラされてぇのか」
「こらぁ、ダメじゃないかぁパパのパソコンいたずらしちゃあ」
「パパごめんなさ〜い」
「息子はかわいいなぁ」
「パパはかっこいいよ」
「はっはっはっ」