詩人:どるとる
歌って 踊って 夜を明かして
今すぐ 会いたい 世界中の君に
長すぎる夜は 終わって
光に 照らされた街並みで
なにかが 起きるのを足踏みして待つ
幕を 開けて 自由に遊ぶ世界を見渡せば
悲しみなど 小さなことだと笑い飛ばす
銃や刀を 花束に変えて 明日の世界に
溢れんばかりの幸せを 咲かせよう
ホップステップジャンプのリズムで
軽々と飛び越えようこの距離を
色鮮やかに 染められた世界を
縦横無尽に 駆け巡れば
知らない言葉や歴史に日々出会う
目の前を遮る壁を壊して君に会いたい
手を取り合い踊れば言葉の壁も何のその
やがて僕らは十年来の友達のように
ダンスを交わせば愛を描く手足
見えないものに 遮られて
仲良くなれないのなら
肌の色の違いや 文化の違いなんてささいなことだ
たとえ言葉では通じあえなくても同じ人間だ
体中に通う血の あたたかさは疑いようのないしるし
幕を 開けて 自由に遊ぶ世界を見渡せば
悲しみなど 小さなことだと笑い飛ばす
銃や刀を 花束に変えて 明日の世界に
溢れんばかりの幸せを咲かせよう
あきれ果てるくらいの幸せに溺れよう。