詩人:♪羽音♪
私の歌声は
貴方に育てて貰ったもの
私の声は
貴方への想いが
形になったもの
すれ違いを起こしてからというもの
貴方と心を通わせられるのは歌だった
沢山、伝えたい言葉があったよ
メロディーに乗せて
あれは歌詞じゃなくて
いつだって私の想いを歌ってた
貴方に語りかけてた
他の人の前で歌った時は
貴方に届けたい言葉ばかりで なのにそこに貴方は居なくて
悲しさのあまり
泣きながら歌ったよ
貴方との思い出が
大好きな気持ちが
そして貴方自身が
私を育ててくれたの
本当はこんな事を
言っちゃいけないのかもしれない
けど、貴方に届けば
それだけで充分なの
何故なら
貴方への心からの叫びだから
夜の空のやつ…
どれだろう…
古楽のやつかな?
あの時は本当に
手紙の中での貴方からの言葉に満たされて
嬉しい気持ちの中で
奏でてたの
声が好きって
言ってもらえて嬉しい
でも声だけ?
好きなのは声だけ?
私の歌声は
貴方への好きな気持ちと上手くいかない切なさから 出来たもの