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詩人:珠樹
死にたくない…
もっと生きていたい…
明日が来るのが当たり前で
ふつ〜に何気なく過ごしていたあの頃…
もうあの頃には戻れない…
その現実に今、この瞬間も押しつぶされている
今頃になって気付いたんだ
『生きている』ことの喜びを…
今、やっとわかったんだ
『命』の灯火ってほんとにあるんだって…
無作為に生きていたあの頃には
きっと…夢にも思わなかっただろうけれど…
僕は…今、その日その日を生きていることに感謝している
明日はもう…来ないかもしれないけれど…
明日は明日…もう一度、この喜びをかみ締めているだろう…
願わくば…それがずっと続いてほしい…
最後に…ごめん
きっと…僕は君を置いていく…
我が儘な言い分だけど…
どうか…ずっと許さないでほしい
僕が一番…その現実が許せないから…