詩人:どるとる
何処までも終わりのない廊下に走る亀裂喉元を引き裂かれた人形が笑う日曜日川を渡る死体の群れを通り過ぎアリスの真似をして妄想と遊ぶ昼日中迷い込んで 失踪したい 気分だわ永遠に 闇の中をさまよいたい迷宮に憧れる 少女はためらいもなく言った「死は怖いどころか夢なのよ」