詩人:甘味亭 真朱麻呂
現実というコワい化け物から
食い物にされないために逃げ続ける
光などない暗闇の道を
ただ宛もなくさまよい続ける
まるで僕はテレビドラマの犯人役のように
半ば妄想に耽りながらにやけた顔で暗闇を見つめる
誰もしらない孤独な世界
誰も居やしないあるはずもない壁に阻まれ
たった一つの答え探してる
謎ばかりの世界で見えない答え求めてる
何故?
どうして?
解らないことばかりの謎に埋め尽くされ行き場のない監獄の中から
悲鳴にも似た
残響が繰り返し聴こえる
目を瞑ればまた暗闇へ 謎の中へ
また同じことを繰り返す
見えるようで見えない
暗闇に遮られたたった一つの光探してる
僕は悲しき迷い子
誰もがきっと悩める人。