詩人:どるとる
行き着く先のない 夜の片隅で
夜明けを待ちわびる僕らの心
体裁ばかりで 出来たちんけな毎日は
何を望むでもなく散らかったアイデンティティー
ロケットスタート 決めてやるぜ今夜
その時を 逃さないで 急降下落ちてくる瞬間を
開いた手のひらで 太陽をわしづかみ
夢を見るなら 少しぶっきらぼう
少年のままの瞳は捨ててないかい?
それなら まだ希望はひとつだって消えちゃいないさ
物語のページをめくるのは今
諦めという言葉を排除せよ心から
建前と本音が背中合わせで喧嘩する
明日の行方はどっちだ?答え合わせも疲れた
やる気0%からの追い上げ 坂道をかけ上がる 目指すなら山の頂
よこしまな気持ちで 満たされてはいるが愛にあふれた憎めないやつです
出来合いのあらすじを塗り替えて 既存の世界をひっくり返せ 革命の夜明け
後ろめたさに 押しつぶされそうな夜は
自棄になって 飲んだくれて
アルコールに溺れて翌日後悔に苛まれる
それが 定石
開いた手のひらで 太陽をわしづかみ
夢を見るなら 少しぶっきらぼう
少年のままの瞳は捨ててないかい?
それなら まだ希望はひとつだって消えちゃいないさ。