詩人:さみだれ
宇宙を漂流する気持ちがワームホールをくぐり抜けたとしてもその先がこの地球だとしても私たちには何も伝わらない隔絶された心の内は何にもまして孤独だから?臨界を迎えた知識には装飾など無意味だから?生まれてからずっと火星にいた人は海の匂いを知らない私たちには木星の空を仰ぐことはできない宇宙に生まれた気持ちが私の重力の中に来たらその先がこの地球ではなくても心を開きたいあなたのことを理解するために私は宇宙を漂う