詩人:どるとる
どんな言葉を 並べたらいいだろう
どんなメロディに乗せればいいいだろう
試行錯誤の 果てにあるものを
探しているよ 自問自答しながら
いくつもの出会いと別れの中で
手にした 名前のない何かを失うとき
ほほを伝う涙は どんな意味を持つだろう
そんなことは もうどうだっていいから
目の前にある世界について 夜明けまで語り明かそう
浅瀬に つま先を浸したような 薄っぺらい知識で 満たされたいだけです
どんな気持ちを愛と呼べばいいいだろう
何がそれを確かなものにするんだろう
誰かが涙ながらに聴いてる ポップソングは歌う ペラペラな愛を
きれいごとのような規制された 歌より
汚れてても本当の気持ちを歌った歌を
本当は聴きたいのに売り上げにつながる
それが名曲と呼ばれるような時代になってしまった だから子供は愛を履き違える
アイラブユーと歌ったところで それ以上先へは進めないのに それで安心してる
音と言葉のバランス
そこに声が乗っかって
歌になる
何のために聴くのだろう
街に溢れたポップソングは愛をただ愛としか歌わない
いくつもの出会いと別れの中で
手にした 名前のない何かを失うとき
ほほを伝う涙は どんな意味を持つだろう
そんなことは もうどうだっていいから
目の前にある世界について 夜明けまで語り明かそう
浅瀬に つま先を浸したような 薄っぺらい知識で 満たされたいだけです。