詩人:どるとる
君のスカートが 風に揺れる午後には赤い自転車が 風のように走ってゆくさよなら 手を振る帰り道は 遠く誰かの背中に そっと送るテレパシー午後から降りだした春雨にほんの少しだけ 胸のうちをさらしただけ。