詩人:快感じゃがー
はっとして、
現在に
舞い戻ったとき
遠くに聞こえる
電車の音に
吸い込まれそうに、なったの
でも。
口ばっかりで、
行動も
伴わない私は
おおかみ少女、だなんて
呼ばれているから
どうせ
今日もまた、
追いかけては来ないよ
橋の下に
白い影が、揺らめく
ふわり。
昨日の言葉に、
素直に
凹む朝
ねぇ
どこまで愛してくれるの?
あなたは
いつまで、
傍に
いてくれるの
好き。
とゆうなら
その苦しみも、
一緒に
受け止めて欲しかった
ただ、それだけなのに。
みんな
みんな
追いかけて来ては、
くれないんだ
あたしは、
おおかみ少女だからね
本気を見せてほしくて
試している
だけの
虚勢と強がりを
見抜いてくれる
大人は、
どこにいるかな
とめどなく
とめどなく
溢れだすから
また、唄うのよ
わたし
嘘をうたうよ
気まぐれな空を撃ち
チューインガムで
吹き飛ばす
あぁ
今度、
電車が来たら
もう
あなたにも、逢えない...。