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詩人:どるとる
世の中に順応できない僕が世の中の規則正しい流れとは真逆の反時計回りで生きてる
全てに順応できない
生まれる前からずっとこの世界を縛っているルールに従えと
生まれたての僕でさえもつまらないルールで縛った
郷に入れば郷に従えとばかりに僕を縛っている 今もなお続くルールに支配された世界
それでも生きるために必要なルールは守っているよ
嫌々ながらもね
吐き出したい言葉はいくつもあれど
吐き出せるのはひとりの時だけ…
孤独な僕がひとりぼっちで空を眺める
さびしくはない
さびしくはないさ
ただ
自分の存在が時々嘘臭く思えて仕方なくなるのだ
自分の存在を証明してくれる人は必要だ
自分だけの声や言葉や思いだけじゃあまりにも存在の確証が少なすぎる
フッと気を抜いたなら消えてしまいそうな気がするから
ねえ 君よ僕の存在を僕といっしょに証明しておくれよ
ただあなたは存在しているって言ってくれるでいいよ ただあなたは存在してると思ってくれてればいい
消しても消してもきりもなく生まれてくる死んでしまいたくなるような淀んだ気持ちを僕を思う君の無償の愛で忘れさせておくれ
白さの中にある黒い染みのような
平和ボケしそうなほどの平凡な幸せの中にもある絶対的な悲しみがきっと君がいてくれることで和らぐと思う
そして君にも同じだけの僕の愛を 僕の愛でもって君の悲しみを癒せたなら。