|
詩人:ユズル
灰色の街の角
捨てられた夢が散らばる
輝かしい未来が待ってる?
たいそうな理想だなあ
君は知らないんだろうけど
炎は消えつつあるんだよ
幻想の世界を生きて
取り残されていくんだ
この汚い路地で
かかげたものは
光だと言うけれど
わかりあえないのかな
君が好きだった
君の涙がまた見たい
救いなんてこの空にはない
絶望が出口を塞いでいる
僕は蝕まれていく
それでも僕は
天使が降りてきても
希望は去ったと知っても
諦めが悪いみたい
偶然が重なったとき
君は帰ってくる
そして未来へ進む
いつか叶うと思わなくちゃ
君に会いたい
未来を生きたい
希望は絶やさないよ
いつか炎の途切れるまで