詩人:どるとる
僕は僕らしくいつでもいたいから
僕らしくいるためにはどうしたらいいのかな
いつでもふつうにしているだけで僕らしいなら
みんな僕らしいといえるね
誰に笑われても
何を笑われても
僕は僕だ
これが僕だ
そういえる心
養っていきたい
いつでも 涙こぼせばゆるされると思っているわけじゃないんだ
僕の声がやけに胸に響いてしまう そんな時には
もう一度 思い出してみよう 僕が僕らしく生きている今を
気にしてしまったら僕は僕じゃなくなるね
他人とかぶることが嫌で嫌で仕方なくて妙な自分を作り出してもそれは結局自分じゃないから
僕は僕でいよう
何ひとつ もう何も
着飾らず 他人と似通ってても全てが同じ人間ということはないから つまらなくても僕は僕を誇らしく思うべきだろう
思わぬところから正解が出たよ
そうだな ただこうしているのが僕らしいんだ
何も気にせず歩いてゆこう そのうち僕は僕の中で新しく生まれ変われる
またその新しい僕も僕だ
人は いくつもの成長を経て 大きな人間になれる
虫だって最初は小さな芋虫だけれどだんだん時を重ねれば成虫になるのさ
だから僕もいつかは綺麗な蝶にだってなれる
その鮮やかな羽根で好きなところへも飛んでいける
僕は僕のまま
ただの僕のままで
大切な何かは
変わらないまま
死ぬまで
ありのままの僕で
僕は生きてゆく
それが願いで望みで僕の夢で。