詩人:どるとる
こんなに好きなのに一度嫌いになると好きなはずの気持ちが裏返って 裏表シャツの 縫い目やタグが丸見えさ見せたくない 隠した醜さが 露になる思ってもみない 言葉が口をついて出るただごめんの一言で多分また 笑いあえるのに許しあうことを 忘れてしまう自分の言い分ばかりに気をとられて 心を傷つけあってることに気づかないけんかのあとでやっと気づくお互いにぶつけた言葉が胸に刺さってはらこんなに傷だらけ。