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[191067] 燈台守

詩人:どるとる


海を見渡す 燈台の明かりが 今日も
サーチライトのように港町に
優しい眼差しが 陽射しのように降り注ぐ

この街にはどれだけの 人がいて
どれだけの 悲しみや喜びがあるのだろう
ふと気づいたこと

流れる 涙のあとを追いかけていくことはできないから
せめて 悲しくても泣き止んだあとには笑ってごらん

明日は晴れるって いつでも信じながら
それでも心配なら 傘を持って行きなさい

希望という言葉に 振り回されながら
歩いてきた人生でした

燈台が海を 見守るように僕は あなたを見ているから。

2016/03/06 (Sun)
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