詩人:甘味亭 真朱麻呂
ずっと同じ問いかけが頭の中で
ぐるぐる回っている
それはもうだいぶもう前から
何度も考えては気に入らなくて切り捨てた答え
そんなことをずっと繰り返してたら
いつも気づくと
空は夕焼け茜色
朝から晩まで
同じことで僕は悩んでいる
たぶんおそらく明日も満足のいく答えは出ないだろう
そうして気づくと
昨日のように空には綿菓子のような雲が泳ぎ
空がキレイに茜色に染まる
もやっとした朧気な気持ち抱えたまま
昨日から明日へ
明日からその次の日へ
ドコまでも日々は続く
終わりへと毎日を暮らす
ぎくしゃくした苛立ちと迷い
いつでも付きまとう不安と憂うつ
一年また一年と年月は早足に巡る
朝から晩まで
おみくじは毎年
たいてい吉止まり
それでも何故か
ここにいるのが不思議なくらい
僕は答え探してる
生きたいと想ってる
数え切れない
後悔や悲しい出来事に涙しながらも
僕は答え求めてる
愛を知ろうとしてる
朝から晩まで
ずっと ずっと
頭の中の疑問
解き明かそうとしてる。