詩人:IKUMI
君が駆け出した。
だから私は…
見守ると言う言い訳をしてまた逃げてた。
すると、君が躓いた。
傷が本当は痛む癖に君はまた強がった。
泣きたい癖に泣かないで
空元気で…
見ていられなくて、逃げたい時は
逃げてもいいんだよ?
そう言ったら、君はやっと泣いてくれた。
男だろうが、女だろうが、
泣く事は格好悪い事じゃないんだよ。
人間として当たり前な事なんだよ。
ねぇ。
私が君のまた女神になるよ。
小さくて頼りない女神かも
しれない。
けど、守るよ。
きっと、神様がそう言ってる。
「お前が守ってあげなさい。」と…
どんなに弱くても立ち向かうよ。
立ち向かう理由は君からもう
貰ってる。
だから、少し待っててね?