詩人:チューリップの花束
愛すべきひとを愛すと言った
虚しいけれど、それでいい
こちらにはどうにもならないこと
馬鹿にされたことも悔しくはない
夢見た未来が実現しないことは残念だがそれがこっちの実力だ
何度も諦めた当然の結論なのだ
散々回りくどい言葉で振り回した挙句の予期した結末
しかし何かの結果を見たことは幸いなのだろう
何年もかけてやっとわかることだってある
答えがわかっておめでとう
便りなしの世界はすでに想像もできない位寂しいけれど、それが望む未来なのだろう
その狂った羅針盤が示す先に幸運がありますように