詩人:まとりょ〜鹿
いつもの予備校ですれ違うだけの君名前も知らないのにおんなじ駅で下車する2人。僕の地元にはロクな店もないのに君は颯爽と僕を追い抜かす。初めて話したのは確か予備校じゃなくって下車する街の小さなレンタルビデオショップ。男盛りの僕だからそりゃ助平なモノ借りるよいつものようにいつものレジに並んだけどいつもとちがうよレンタルカードを見ながらはにかみ僕の名前を呼んだ君。僕は分が悪そうに君の胸元に書かれた名前を呼ぶ。