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JAMの部屋  〜 「懐」への投 票 〜

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詩人:JAM

あえて気丈に振る舞っていたのは
君に認めてもらいたかったから

もぅあたしは前みたいに弱くないよ

あえて冗談とばして笑っていたのは
君に『恋しい』と言ってしまわないため

もぅあたしには振り返ることが許されないから


それでも顔を見ることはできなかった
声だけを必死で一言一句逃さぬよう
聞いた


『目見れば君の気持ち分かるんだから』
『声で分かるよ』


そぅ言った君をいつまでもあたしは
騙し偽り気丈に見せていかなければいけないの


伝えたい言葉があるのに

『本当は好きなの』


いつまでも忘れることも
諦めることもできなぃ
かといって踏み出すことも


このもどかしい気持ちを
誰かに聞いてもらいたいのに
そんなタイミング来ない
話かけても途切れた



あたしと君の関係を
なんだか否定された気がして
無性に泣きたくなった

2008/04/17 (Thu)
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