詩人:さみだれ
肩が触れあえば恥ずかしそうに距離をとる初めて名前を呼んだとききょとんと見つめられた喫茶店ではいつも紅茶レモンティーが好きだと言った春には桜を見に行って日が暮れるまでそこにいた祭りの日は混んでいて手を握るとうつむいていた眠れない日はそばにいて普段話さないことも話せたいつだって君は少女でいつだって僕は子供で好きなんてまともに言い合えないそんな仲だったけどいつだってわかってた今だってわかる好きなんだってこと