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[167896] 淡い紅色

詩人:さみだれ

肩が触れあえば
恥ずかしそうに距離をとる
初めて名前を呼んだとき
きょとんと見つめられた
喫茶店ではいつも紅茶
レモンティーが好きだと言った
春には桜を見に行って
日が暮れるまでそこにいた
祭りの日は混んでいて
手を握るとうつむいていた
眠れない日はそばにいて
普段話さないことも話せた
いつだって君は少女で
いつだって僕は子供で
好きなんてまともに言い合えない
そんな仲だったけど
いつだってわかってた
今だってわかる
好きなんだってこと

2011/05/06 (Fri)
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