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詩人:IKUMI
昔いい感じだった奴が離婚した。
それを聞いてビックリした。
全くそんなタイプの人間ではないから。
浮気をされていて限界だったんだ。
それを聞いて胸が痛んだ…
何でこんないい人間がそんな目に合うのかと。
昔たくさん助けて貰ったから
助けたいと思ったんだ。
そいつが言った約束。
「もし、俺らお互い本当に人間関係に
疲れたら、結婚しない?
お前となら、俺はいいよ。」
そんな話を笑いながら且つ本気で
話していて…
勿論、答えはYES。
でも、よく考えたら…
こんな大事な約束するものじゃない。
私の身体は…もういつまで元気か
分からない。
あいつにそんな思いさせたくはない。
本気でいい男で尚且つ…
いい人間だから。
あいつにはもう辛い思いを
して欲しくはないんだ…
だから、断らなきゃ。
ごめんね。
でも、また幸せになって欲しいから。
ありがとう。
少しの間でも、夢見させてくれて。
嬉しかったよ。