詩人:どるとる
田畑に 降り注ぐ太陽のお恵みで作物は 芽を出して果実を ふとらせる鳥の羽ばたき伸びたり縮んだりする影花の言葉は いつか屋根の上に降る雨風を運ぶ船になって時計のない海に浮かぶさよなら 夜を抱いた腕の中で眠る 安らかな寝顔を飽きるまで眺めて。