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詩人:IKUMI
何もやる気が起きない。
考えるのは数日前にあった出来事。
あれだけ人の為にと考えて
やっていた事もしなくなった。
どうでもいい。
その言葉が口癖。
どうせ皆裏切る。
どうせ皆同じだ。
どうせ皆口だけ。
どうせ皆嘘を吐く。
そればかりがぐるぐる回る。
嫌な人間になって行く。
更に捻くれた人間になって行く。
仕事もエンジンが掛からない。
今まで真面目にやっていた事が
出来ない。
仕事に私情は関係ないのは
分かっていた。
辛いのは私だけじゃあないのも
分かっていた。
だけど、耐えられない。
もう元に戻る事もない。
だからと言ってまた頑張ろうだなんて
すぐには思えない。
こんな自分の醜さに
嫌悪感を抱いてしまう。
こう思ってしまう。
誰か私を…アヤメテ…と。