詩人:さみだれ
さんざめく新緑の葉に見果てぬ夢を知るやがて訪れる静寂にあなたは目を閉じて歌うささやかな祝福を心からの喜びを満たされぬことを知らないまま生きる悲しみを夢から飛び起きて小径を歩けば涼やかに揺れる青とあなたの寝顔が背に添うそれは春の陽光に似て穏やかに淑やかに微笑んで