詩人:どるとる
止まれない思いは このまま星になる
どこまでも行くような 気持ちで行く
空にかかげた旗が揺れて あきらめそうなら
夢なんか最初から見たくなかったよ
だから現実のものにするのさ この痛みも苦しみも ちゃんと意味を持たせるように
翼を広げた 空を飛ぶ鳥の形に
よく似ている 走り出すランナー
追い越せ追い着けと生きてきたけど
気づいたんだよ僕は誰と競ってるんだ
スタートラインから遠く離れた場所で
そんなことを今さら悩むとは思わずに
立ち止まった道の途中 途方に暮れ
見上げた空に流れた星がきれいだった
だから どうでもいいや どうぞお先に 行ってください
僕は僕のペースで ゴールを目指すから
走り出したらそのまま星になる
旅に出るなら夜明けを選ぶよ
よく晴れた青空に 抱かれてる
白い雲が それはそれは気持ち良さそうに泳いでる
たまには休むくらいの ペースでいい
無理はしないよ 涙もちゃんと流すよ
前に踏み出す力で ロケットスタート
何を望んで僕は走るのか わからない
少しだけ 場違いな組み合わせだ
神様も酷なことをする 向き不向きがある
僕は生きることがとても苦手だ
だから簡単に命を粗末にしたがる
だけど捨て去ろうとするたびに 惜しくなるよ だからまだ
しぶとく生きている
走り出したら そのまま星になる
止まれない思いは 加速をつけていく
追い越せ追い着けと生きてきたけど
気づいたんだよ僕は誰と競ってるんだ
スタートラインから遠く離れた場所で
そんなことを今さら悩むとは思わずに
立ち止まった道の途中 途方に暮れ
見上げた空に流れた星がきれいだった
だから どうでもいいや どうぞお先に 行ってください
僕は僕のペースで ゴールを目指すから。