詩人:どるとる
旅ゆくあなたがどうか幸せであるように祈る僕の言葉はさざ波遠くから押し寄せる小さな 贈り物何も あげられるものはないけれど餞の代わりに ぬくもりをひとつ心に植えた種はやがて芽を出して色とりどりの花が咲くその日を今は 待ちながら暮らすよ他愛もない日々を。