詩人:どるとる
振り出しに戻って また僕は 同じところをぐるぐる回って迷わせるつもりもない道に迷わされているルールとか掟になるべく縛られたくなくて流れるプールに 逆らうように 世の中に抗っていたら一人ぼっちになってしまった見上げた空に 星を探す夜は 長く朝を遠ざけた煙草ばかりが 増えて 健康診断に引っ掛かる愛のなさに気づいた彼女と 別れた日案外傷ついたのを ごまかすように好きでもない人に好きと言ったりそうでもないのに その気にさせたり君も大概だが僕も大概だなあ。