詩人:どるとる
悲しいときは必ず誰かがそばにいてくれるほどみんな暇じゃないしそれを求められもしない円周率から 体にあるほくろの数まで 覚えてるのに記憶をさらってみても 満足に人を愛した試しはない大丈夫、大丈夫って言い聞かせたあの 夜は どこまでも朝を遠ざけたの。